情報流制御のためのトランザクションに基づいた目的指向アクセス制御モデル

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概要

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分散型アプリケーションは、複数のオブジェクトの協調動作により実現される。各オブジェクトは、オブジェクトの提供するメソッドによってのみ操作される。また、メソッドは、他のオブジェクトのメソッドを呼び出すことがある。目的指向アクセス制御では、あるオブジェクトのメソッドが他のオブジェクトのメソッドを呼び出すことができるかどうかが制御される。あるオブジェクトのメソッドがオブジェクトのデータを操作するのであれば、オブジェクト間で情報流が生じる。オブジェクト間の情報流はメソッドの呼び出しの順序に依存する。本論文では、メソッドの呼び出しの順序がどのように情報流に影響するかを議論する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1998-09-17

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