分散システムにおけるライブロックのない非同期リカバリ
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概要
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非同期分散システムにおける、新しいチェックポイント取得手法および非同期リカバリ手法について述べる。本論文で提案するチェックポイントプロトコルを用いると、チェックポイントを取得するプロセスは最小数であり、リカバリによって失われるアプリケーションプログラムの実行時間も最小となる。各プロセスは他のプロセスに対して非同期に回復し、アプリケーションの実行を再開するが、これによってライブロックが発生してしまい、回復プロトコルが終了しない場合がある。そこで本論文では、ひとつのプロセス故障に対して各プロセスが一度だけしかロールバックされないプロトコルを設計し、ライブロッグの発生を防いでいる。このリカバリに必要なメッセージはチャネル数lに対してO(l)である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-11-14
著者
-
滝沢 誠
東京電機大学理工学研究科情報システム工学専攻
-
滝沢 誠
東京電機大学
-
田中 勝也
東京電機大学理工学部情報システム工学科
-
桧垣 博章
東京電機大学
-
田中 勝也
東京電機大学理工学部:(現)株式会社フェイスライセンスビジネス部
-
桧垣 博章
東京電機大 大学院未来科学研究科
-
島 健司
東京電機大学
-
立川 敬行
東京電機大学
-
島 健司
東京電機大学理工学部経営工学科
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