2001年芸予地震の概要
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The 2001 Geiyo earthquake with M_w 6.7 occurred at depth of 50 km just beneath the Geiyo islands, in western Seto Inland sea, southwest Japan. The intensity 6 lower on JMA scale was recorded at the town of Kumano-cho, in epicentral area. Two persons were killed and 259 peoples were injured by the earthquake. The Philippine sea plate is subducting from the Nankai trough towards north under the Shikoku and Chugoku districts. In the slab under the Geiyo islands, micro-earthquakes occur at the depth of 40-50 km, which indicates the northern rim of the seismogenic zone. The 2001 Geiyo earthquake occurred in this region in the subducting stab. The main shock has normal fault-type with fault strike and dip of 179 and 55 degrees, respectively. The earthquake fault is 20 km long and 10 km wide with an average dislocation of 1.2 m. Surveys of disasters were taken place immediately after the main shock. Most of fallen gravestones lay in the east-west direction, which coincides well with the direction of S-wave motion in the area.
- 日本自然災害学会の論文
- 2001-05-31
著者
-
水野 高志
京都大学防災研究所
-
伊藤 潔
京都大学防災研究所
-
梅田 康弘
京都大学防災研究所
-
梅田 康弘
京大防災研
-
梅田 康弘
京都大学防災研究所地震予知研究センター
-
伊藤 潔
Research Center For Earthquake Prediction Disaster Prevention Research Institute Kyoto University
関連論文
- 岡山県総社市における斜面崩壊にともなう地震動
- 平成19年(2007年)能登半島地震合同余震観測
- P-124 反射法地震探査からみた紀伊半島西部中央構造線の浅部-深部地下構造(15.テクトニクス,ポスター発表,一般講演)
- O-164 琵琶湖横断地殻構造調査について(15.テクトニクス,口頭発表,一般講演)
- S-27 首都圏・近畿圏の地殻構造について((3)地震探査から見た日本列島の地殻構造,口頭発表,シンポジウム)
- 首都圏・近畿圏における大都市圏地殻構造調査
- 大阪-鈴鹿測線地殻構造探査(16.テクトニクス)
- S-17 大深度地震探査による関東地震発生域の地殻構造(シンポジウム : (3)関東大地震のネオサイエンス)
- O-248 大都市圏地殻構造調査と最近の成果 : 房総 2002 および相模 2003
- 2001年芸予地震の概要
- S-28 南海トラフ〜大和海盆 : 西南日本横断深部地殻構造プロファイル((3)地震探査から見た日本列島の地殻構造,口頭発表,シンポジウム)
- 南海地震前の井戸水の低下について : 次の南海地震の予知に向けて
- 南極人工地震観測用ペネトレーターの開発(2)1990年度経過報告
- 山崎断層の地震(99年4月17日,M3.9)に先行した歪変化
- 災害報告 2000年鳥取県西部地震
- 長期評価より現状評価を
- 近畿地方における地震探査 : 新宮-舞鶴測線
- 2005年福岡県西方沖地震の破壊初期段階の特徴
- 昭和南海地震前に井水異常が報告された地点での地下水観測-データセットの構築-
- 資料・証言にみる南海地震前の井水涸れ及び異常潮位
- 近畿圏における大大特プロジェクトIの地下構造調査
- 自治体における地震防災に貢献する正確かつ役に立つ地震情報およびその提供手法に関する研究(2)
- 2000年鳥取県西部地震の初期破壊 (総特集 西日本の地震活動) -- (3章 2000年鳥取県西部地震)
- 総合討論 災害における情報の役割 (特集記事 自然災害に対する危機管理の現状と課題)
- 2000年鳥取県西部地震 (特集記事 自然災害に対する危機管理の現状と課題)
- 2000年鳥取県西部地震
- 2000年鳥取県西部地震 : 前駆的群発地震・本震・余震
- 1999年コロンビア・キンデイオ地震の現地調査報告 : (2)コロンビアの地震テクトニクスと本震の破壊過程
- 1999年コロンビア・キンデイオ地震の現地調査報告 : (1)調査と被害の概要
- コロンビアの地震テクトニクスと1999年キンデイオ地震の破壊過程
- 1999年コロンビア・キンディオ地震の現地調査
- 大学の新しい地震予知研究体制について
- 人工地震による, 藤橋-上郡測線の地殻構造
- 溶融体反射面の時間変化 -1984長野県西部地震前後-
- 四国東部地域における地殻及び最上部マントルの地震波速度構造と沈み込むフィリピン海プレートの形状
- 四国における人工地震による四国・中国地方の地下構造調査
- 人工地震によって求めた近畿地方の地下構造と地震活動 (プレート境界型地震監視計画(2))
- 跡津川断層周辺における地殻構造と地震活動
- 跡津川断層系付近における詳細な震源分布と地下構造
- 跡津川断層系における人工地震による地殻構造調査(続)
- 地震活動で断層の動きを追う (総特集 活断層の構造と動き--すべり続ける跡津川断層系の総合研究)
- 1995年兵庫県南部地震直後の臨時余震観測
- 白山火山周辺の微小地震活動
- 活断層と地殻上部地震発生層 (総特集 地震予知--予測科学の最前線と社会への適用) -- (2部 内陸地震発生予測の学問的課題--活断層評価のあり方)
- 飛騨地域周辺の極微小地震活動
- 焼岳火山の深部地震活動
- 人工地震による中部地方の地震波速度構造 (総特集 まるごと中部日本--日本列島の縮図)
- 中部地方北西部の地震活動域 (総特集 まるごと中部日本--日本列島の縮図)
- 跡津川断層の地震活動と断層クリープ (総特集 日本列島の地殻変動と地震・火山・テクトニクス(下)多田堯先生を偲ぶ)
- B05 焼岳火山の深部地震活動
- 京都府・日吉ダム周辺の地震活動と湛水前後の活動の変化
- 飛騨地域における地震活動の線状配列
- 最近の飛騨山脈周辺の極微小地震活動
- 2000年鳥取県西部地震と不均質構造 (総特集 西日本の地震活動) -- (3章 2000年鳥取県西部地震)
- 地殻内地震発生層 (総特集 西日本の地震活動) -- (2章 西日本のテクトニクス)
- 1998年飛騨山脈群発地震後の深部低周波地震群発活動
- 微小地震波形記録のディジタルデータベースの作成
- 跡津川断層系周辺における稠密地震観測
- 跡津川断層系における人工地震による地殻構造調査
- 南極大陸での人工地震による地下構造調査 (総特集 新しい南極地球科学--半世紀の進展と展望) -- (1章 南極域の地震学的研究)
- 四国における人工地震による四国・中国地方の地殻構造探査
- 飛騨山脈の群発地震(その2)一周辺活動域への影響一
- 大容量ハードディスクとDAT再生ソフトの組み込み,および震源の深さ分布の検討 (平成12年度 技術業務報告)
- 最近の飛騨山脈周辺の低周波地震活動
- 石の移動から推定されたコジャエリ,トルコ,地震の断層沿いの最大地震動
- 西表島における群発地震活動
- 1998年飛騨山脈群発地震
- 地震発生と地殻上層部
- 西南日本における地震発生と関連した地下構造調査 (総特集 東北日本トランセクト--島弧変形と地殻活動) -- (西南日本の地殻活動・地殻構造)
- 近畿の地震情勢
- ブライト計画 (総特集 地震断層解析プロジエクト)
- 群発地震における初期破壊のある地震について
- ブライト計画 -Bright layerの性状・成因・物理化学過程の探求-
- 1998年8月飛騨山脈上高地, 穂高岳付近の地震活動
- 合同地震観測と内陸地震発生過程の解明
- 西南日本内帯における地震発生層の厚さ変化と内陸大地震
- 地殻不均質構造の評価と大地震発生のモデリング (総特集 新地震予知研究) -- (3章 地震サイクルと地震発生予測モデル)
- 震源核形成,初期破壊,地震のブライトスポット (総特集 地震発生に伴う物理現象--地震発生の場と物理過程(2))
- 不均質地殻内で成長する大地震予知のためのモデル (大地震の長期予測はどこまで可能か?) -- (総合評価と地殻活動予測モデル)
- 地殻内地震の深さの上限
- 焼岳のGPS地殻変動観測(1992-1996)
- 1996年飛騨地域総合観測
- 神岡鉱山・茂住坑における地震観測
- B21 飛騨山脈周辺における地震活動
- 伊豆半島における地殻ひずみの観測
- 鳥取一島根県境付近の地震活動
- 伊豆半島における地震及び歪の観測
- ウイーヘルト地震計と等価な地震観測装置
- Swarm-like seismic activity in 1989, 1990 and 1997 preceding the 2000 Western Tottori Earthquake
- Simultaneous Inversion of Geodetic and Strong - Motion Data for the Source Process of the Hyogo - ken Nanbu, Japan, Earthquake
- 南極人工地震観測用ペネトレーターの開発 (1)1989 年度経過報告
- 琵琶湖ボーリング孔の温度検層データから抽出した過去の気候変動 (琵琶湖東岸・烏丸地区深層ボーリング調査)
- Teh Bright Spot and Growth Process of the 1995 Hyogo-ken Nanbu Earthquake
- 石の投げ飛ばし実験
- 1990年フィリピン地震によって飛び跳ねた石
- 地震波スペクトルにおけるsiteの影響について
- 402 LUNAR-Aペネトレータ観測運用システム(セッション4)
- Quaternary faulting and subsurface structure of the Kameoka fault zone in Kyoto Prefecture, western Japan
- A feasibility study on research techniques for subsurface active faults
- Evaluation of active faults and lineaments as potential seismogenic faults in Chugoku District, southwest Japan