2000年鳥取県西部地震 : 前駆的群発地震・本震・余震
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The earthquake with Mj 7.3 occurred in the western part of Tottori prefecture. At epicentral area, the higher level of intensity 6 was recorded. No one was killed, but more than 100 people were injured. The seismicity has been high on the border area of Tottori-Shimane prefecture. In the epicentral area, the swarm earthquakes have occurred since 1989. Most of these swarm earthquakes are distributed on the low slip portion of the main shock. Four low frequency earthquakes which occurred at 30 km depth were observed after October 1997. About 12 hours before the main shock, small event of M1.7 occurred at 3 km distance from the rupture start point of the main shock. Aftershock distribution was obtained from the routine network and the urgent temporary observations. On the south part, aftershocks are distributed within the narrow zone, but they disperse in the north part. The induced earthquakes occurred in two areas, south-east of Mt. Daisen and east of Shimane prefecture. Most of aftershocks related with the rupture of the main shock are distributed on the low slip portion of the main shock.
- 日本自然災害学会の論文
- 2001-02-28
著者
-
片尾 浩
京都大学防災研究所
-
渋谷 拓郎
京都大学防災研究所
-
大見 士朗
京大防災研
-
大見 士朗
京都大学防災研究所
-
梅田 康弘
京都大学防災研究所
-
梅田 康弘
京大防災研
-
梅田 康弘
京都大学防災研究所地震予知研究センター
-
松村 一男
京都大学防災研究所
-
大見 士朗
京都大学防災研究所附属地震予知研究センター
-
Ohmi S
Kyoto Univ.
関連論文
- 震源データからの断層面推定支援システムの開発(安全安心シミュレーション)
- 南海地震対策の現状と課題 : 防災は総力戦
- 平成19年(2007年)能登半島地震合同余震観測
- 沖縄本島南部における地殻内反射体
- 3.1.2 関東・東海地域における地殻活動に関する研究(震災対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- 3.1.6 火山噴火予知に関する研究(火山対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- JGN2の高速広域レイヤー2網を用いたリアルタイム地震観測波形データ交換システムの構築研究プロジェクトについて
- 2004年新潟県中越地震の発生過程 : オンライン合同余震観測結果から
- 稠密地震観測データを用いた長野県西部地域の3次元速度構造とその時間変化の可能性
- 3.3.24 内陸地震のテクトニクスに関する研究(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 野島断層解剖計画・1700m孔注水試験に伴う極微小地震活動変化の観測
- (42) 地震素過程と地球内部構造の解明に関する総合的研究(5 共同研究,I 研究活動)
- V_p/V_s比から推定される震源域の飽和度とサイスミシティーの関係 -長野県西部地域稠密観測データを用いて-
- 3.2.12 地震破壊の成長と停止機構の解明(3.2 経常研究,3. 研究業務)
- 地震の始まりの始まり(11) -長野県西部超高解像度地震観測から-
- 3.3.31 地震破壊の成長と停止機構の解明(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 地震の始まりの始まり(9) -長野県西部超高解像度地震観測から-
- 3.3.36 地震破壊の成長と停止機構の解明(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 32 十勝岳噴火(1988-1989 年)の地球物理学的研究 : その 2 国立大学共同観測
- 2000年鳥取県西部地震 : 前駆的群発地震・本震・余震
- 衛星テレメータ時代の地震波形データ利用システム -どこでもできる新J-arrayデータのリアルタイム利用-
- Triggering sequence of large aftershocks of the Mid Niigata prefecture, Japan Earthquake in 2004 by static stress changes
- Aftershock distribution of the 2004 Mid Niigata Prefecture Earthquake derived from a combined analysis of temporary online observations and permanent observations
- Seismicity changes related to a water injection experiment in the Nojima Fault Zone
- 3.1.7 火山噴火予知に関する研究(火山対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- 広帯域地震波形でみた南極大陸縁辺部の地殻構造 -宗谷海岸周辺域を中心として-
- 四国における人工地震による四国・中国地方の地下構造調査
- 3.1.2 関東・東海地域における地殼活動に関する研究(震災対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- レシーバ関数解析による地震波速度不連続構造
- レシーバ関数解析による西南日本の地下構造
- 2000年野島断層注水試験に伴う微少地震活動の観測
- 3.1.2 関東・東海地域における地殻活動に関する研究(3.1 特別研究(震災対策等別研究),3. 研究業務)
- 緊急観測によって得られた鳥取県西部地震直後の余震分布
- 平成12年鳥取県西部地震の余震分布 : 震源座標の関数としての観測点補正値を用いた震源決定
- 稠密余震観測による 2000年鳥取県西部地震の余震分布とメカニズム解について
- 平成12年鳥取県西部地震-微小地震定常観測網による本震と余震活動-
- はじめに(オープンフォーラム「宮城県沖地震対策の現状と課題〜いま,宮城県沖地震を迎え撃てるか〜」)
- 立山カルデラにおける微小地震臨時観測
- 白山火山周辺の微小地震活動
- 山崎断層周辺の地震活動
- 大阪盆地域での微小地震の発震機構
- 飛騨地域周辺の極微小地震活動
- 焼岳火山の深部地震活動
- B05 焼岳火山の深部地震活動
- 西南日本内陸の活断層に発生する深部低周波地震
- 飛騨地域における地震活動の線状配列
- 兵庫県北部の地震(2001年1月12日,Mj=5.4)と一連の地震活動について
- 2000年鳥取県西部地震に先行した1989年,1990年および1997年の群発的地震活動について (総特集 西日本の地震活動) -- (3章 2000年鳥取県西部地震)
- 1998年飛騨山脈群発地震後の深部低周波地震群発活動
- 微小地震波形記録のディジタルデータベースの作成
- 跡津川断層系周辺における稠密地震観測
- 音響測距 : GPSリンクによる海底地殻変動観測システムの開発(次の南海トラフ巨大地震に備えて)
- 四国東部・中国地域における深部地殻構造探査
- 京都大学防災研究所微小地震観測網データの伝送遅延時間短縮-汎用PCとUNIX OSによるデータ伝送装置の試作-
- 四国における人工地震による四国・中国地方の地殻構造探査
- SATARN微小地震データの伝送遅延時間の短縮について沖電気製微小地震テレメータ装置のデジタル出力データ利用
- 飛騨山脈の群発地震(その2)一周辺活動域への影響一
- フィリピン海領域下の上部マントル遷移層の構造2
- 日本海における上部マントル地震波速度構造
- 最近の飛騨山脈周辺の低周波地震活動
- 中規模地震に先行する微小地震活動の静穏化について
- 台湾の早期地震情報伝達システムについて
- WINフォーマット地震波形・検測データの検索システムの試作
- 微小地震観測網SATARNシステムの現状と概要
- 1998年飛騨山脈群発地震
- フィリピン海における上部マントル3次元地震波速度構造
- 超高速サンプリング地震観測データによる微小地震の震源過程
- 1998年8月飛騨山脈上高地, 穂高岳付近の地震活動
- 地震の始まり--長野県西部高精度地震観測から (総特集 地震発生に伴う物理現象--地震発生の場と物理過程(2))
- フィリピン海における上部マントル3次元S波速度構造
- オーストラリア大陸東部褶曲帯における地殻形成過程
- A47 雲仙火山浅部のマグマ供給系 : 地震波速度構造と地殻変動データの対応
- 3.3.22 地殻構造に関する研究(2)(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 地溝幅が活火山付近で狭くなる現象について: 雲仙-島原地溝の場合
- 3.3.26 地殼構造に関する研究(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- P14 時間差実体視写真による雲仙火山の地殻変動検出
- A62 雲仙普賢岳溶岩ドーム近傍における GPS 観測 (2)
- 雲仙普賢岳溶岩ドーム近傍におけるGPS観測
- A26 雲仙普賢岳溶岩ドーム近傍における GPS 観測
- 3.3.34 地殼構造に関する研究(3.3 経常研究,3. 研究業務)
- 3.1.2 関東・東海地域における地殻活動に関する研究(震災対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- Swarm-like seismic activity in 1989, 1990 and 1997 preceding the 2000 Western Tottori Earthquake
- 3.1.2 関東・東海地域における地殻活動に関する研究(震災対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- 3.1.2 関東・東海地域における地殻活動に関する研究(震災対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- Temporal variations of crustal structure in the source region of the 2007 Noto Hanto earthquake, central Japan, with passive image interferometry (Special section for the 2007 Noto Hanto earthquake (2))
- 3.1.2 関東・東海地域における地殻活動に関する研究(震災対策特別研究,3.1 特別研究,3. 研究業務)
- 34. 十勝岳広域地震観測 : 十勝支庁北部の群発地震活動(日本火山学会1989年春季大会)
- 34 十勝岳広域地震観測 : 十勝支庁北部の群発地震活動
- The 2000 Western Tottori Earthquake : Seismic activity revealed by the regional seismic networks
- Double-difference relocations of the 2004 off the Kii peninsula earthquakes
- F26 GPS 測量から推定される島原半島の地盤変動
- 超高性能地震計(STS)による地震観測-観測システムと地震波形例の紹介-
- P17 地溝幅が活火山付近で狭くなる現象について : 局所的リソスフェア薄化モデル
- 5P. DR方式地震観測システムによる十勝岳噴火地震・微動の観測(日本火山学会1989年春季大会)
- P5 DR 方式地震観測システムによる十勝岳噴火地震・微動の観測
- Temporal variations of crustal structure in the source region of the 2007 Noto Hanto Earthquake, central Japan, with passive image interferometry
- 1988-1989年十勝岳噴火活動における国立大学共同観測 : 特集: 十勝岳1988〜1989年噴火
- GPSを用いた雲仙普賢岳山体変動のモニタリング (総特集 雲仙普賢岳の噴火--新溶岩ドーム誕生と火砕流災害) -- (2章 溶岩の噴出)
- 256. 雲仙島原地溝における火山と活断層分布の関係