口形の多角形近似とファジィ類似度を用いた読唇(<特集>ファジィ画像情報処理)

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概要

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読唇は、聾唖者が他人の音声言語を受信する方法として、発音時の口辺、特に唇の形状、舌の位置および運動から発音を理解するものである。本研究は、この読唇の工学的実現を目標として行ったものである。顔画像をTVカメラで取り込み、画像処理を施し、口形の特徴を抽出し、ファジィ類似度を用いたパターン認識により、発声母音の識別を試みた。その際、TVカメラと被験者の距離や、個人差による口形の違いに影響を受けないように、口形の部分を六角形に近似して、その辺の比、内角度、縦横比を特徴量として用いた。
日本知能情報ファジィ学会の論文
1994-10-15

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