日本語情報処理のためのプログラミング環境の設計と実現

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概要

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本稿では、日本語テキスト処理を行なうアプリケーションプログラム(AP)への支援を目的としたプログラミング環境について述べる。日本語は文中で語を分ち書きしないという特徴があり、このために、文字列検索で語を誤って検出するなどの現象が起きる。これは日本語を扱うAPに共通の問題である。そこで本研究では、形態素解析を利用して文中の語を認識し、さらにそれらを単位として基本的なテキスト処理を行なう機能を、Cのライブラリとして設計した。APはこれを用いて、表記や品詞を検索キーとして文章中の語の位置を得たり、語を読みで五十音順ソートしたりする機能を利用できる。現在までにその一部を実現した。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-01-27

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