マルチメディアグループ通信における公平通信モデル(セッション2:マルチメディアシステム(1))

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概要

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現在の情報システムはサーバ、ワークステーション、パーソナルコンピュータ、PDA等の多種多様な端末から構成され、それぞれネットワークによって相互接続された分散型のシステムとなっている。電子会議や電子授業などの分散型アプリケーションは、複数のプロセスがグループを構成し、互いに映像、音声等のマルチメディアデータの送受信を行い、協調動作をなうことで実現されている。ネットワークの帯域幅や計算機の資源には限界があり、あるプロセスからのメッセージを受信するために資源を全て費す場合、他のプロセスから送信されたメッセージを受信できない場合がある。本論文では、ネットワークが提供するサービス品質および各プロセスの処理能力が異なる環境において「公平な通信サービス」を提供するグループ通信プロトコルを提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
2003-06-19

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