自然発話中の冗長話区間検出に関する研究(発話)

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
自然な発話には,話者の意図とするものではない,文法的・意味的・文脈的な不適格性が生じる.発話中に不適格性が不可避なものとして現れる理由として,思考プロセスが発話プロセスに追いつかない場合が現れ,次の発話内容が発話プロセスに届く間,話者は時間を稼ぐため言い淀みを用いると考えられており,この不適格性を含む音声は音声認識システムによって音声認識を行う際の誤認識を起こす原因となる事が報告されている.本研究は,不適格性を含む音声を正しく認識する為に,前処理として不適格性の一つである「あ-,え-」といった冗長語区間の延伸母音を検出・除去する手法についての提案を行い,その検出方法について評価実験を行ったので報告する.
一般社団法人情報処理学会の論文
2004-01-13

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク