デスフェリオキサミンBを用いる数種の高原子価金属イオンの均一液-液抽出法
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概要
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A homogeneous liquid-liquid extraction method of high-valence metal ions using desferrioxamine B (DFB) was studies. In a strongly acidic aqueous solution, DFB reacts and forms a 1 : 1 complex with Ti(IV), Zr(IV), V(V), Nb(V), Ta(V), Mo(VI) and W(VI) at room temperature. These metal-chelates were concentrated by a homogeneous liquid-liquid extraction method using perfluorooctanoic acid (HPFOA). Under the experimental conditions {[HPFOA]_T=6.0×10^<-3> mol dm^<-3>; [HCl]_T=O.72 mol dm^<-3>; [acetone]_T=2.0 vol%} the volume of the sedimented phase was about 0.1 cm^3 (500-fold concentration) and the extraction percentage of Ti(IV)-, Zr(IV)-, V(V)-, Nb(V)- and Ta(V)-chelates in the extraction procedure were 83〜98%. The concentration of metal ions in the sedimented phase was determined by X-ray fluorescence spectroscopy. The calibration curves of Ti(IV), Zr(IV), V(V), Nb(V) and Ta(V) were linear over the concentration range of the metal ions up to 2.0×10^<-6> mol dm^<-3>. The relative standard deviation was below approximately 6% (5 determinations). The detection limits (S/N=3) were at 10^<-8> mol dm^<-3> levels, respectiveLy. This method was applied to the simultaneous determination of Ti(IV), Zr(IV) and V(V) in a synthetic sample with satisfactory results.
- 社団法人日本分析化学会の論文
- 1997-01-05
著者
-
高橋 敦史
茨城大学工学部物質工学科
-
五十嵐 淑郎
茨城大学工学部物質工学科富山大学水質保全センター
-
五十嵐 淑郎
Department Of Biomolecular Functional Engineering Faculty Of Engineering Ibaraki University
-
山口 仁志
科学技術庁金属材料技術研究所
-
五十嵐 淑郎
茨城大学工学部
-
五十嵐 淑郎
茨城大学
-
山口 仁志
独立行政法人物質・材料研究機構
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