確率多項式表現のSTAFANへの適用
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概要
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論理回路の統計的故障解析法として,Jain等が提案したSTAFANがある.STAFANは故障シミュレーションの代用として,より計算コストの小さい論理シミュレーションを用る.STAFANは与えたランダム入力パターン集合に対する検査対象回路の故障検出率を,高速に高精度で予測する手法であり,その計算量は回路の信号線数に線形比例する.しかしながらSTAFANはあくまでも,実際に与えた入力パターン集合に対する予測を行うため,完全な予測を行うためには,2^n乗個の入力パターン(nは外部入力端子数)による論理シミュレーションが必要となる.本稿ではまず,与えられた論理関数fをブール代数と等価な数式表現(ここでは確率多項式表現と呼ぶ)を用いて表すことにより,fの1になる確率が得られるという性質について述べる.次にこの性質を利用することにより,2^n乗個の入力パターンを与えたSTAFANと同等な結果が得られることを示す.
- 1995-03-15
著者
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吉田 清明
久留米工業大学 工学部
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朱雀 保正
久留米工業大学 工学部
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元石 浩二
久留米工業大学
-
元石 浩二
久留米工大 工
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元石 浩二
久留米工学大学 工学部 電子情報工学科
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朱雀 保正
久留米工業大学
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吉田 清明
久留米工業大学
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