弱い自律分散ロボット群に重心を中心とする伸縮・回転マッチングを用いて形状を形成させるアルゴリズム
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
N個のロボットからなるロボット群が,平面上を自律的に移動して全体としてある与えられた形状を形成するために,各ロボットが実行する共通のアルゴリズムを提出する。ロボットは,各々固有の時間間隔で測定した全ロボットの最新位置情報と予め与えられた形状情報のみを用いて,非同期的に移動し全体として形状を伸縮・回転・平行移動した配置を形成していく。ただし,ロボットは自分以外のロボットを区別できず,長さや時間の単位は一般に異なり,共通の座標系を持たない。シミュレーションによると,N個からなる形状を形成したいとき,もう1個を適切な位置に加えて,N+1個からなる形状にすれば,任意の形状が形成できること,および必要に応じて形状の中の適切な1個をわずかに移動させることを許せば,任意の形状を形成できることが予想される。シミュレーションに用いた形状は,線分,円,楕円,正弦関数(2周期),正m角形(m=3,...,10),m角星(m=4,...,10)(以上の形状については,N≦100),および線画(N=218),文字列(N=383)である。
- 2010-06-18
著者
関連論文
- 確率多項式表現のSTAFANへの適用
- 最小被覆問題とその緩和問題の解のサイズの差
- 最小被覆問題を表現する行列のサイズの縮小法
- グレブナ基底求解法のSATへの適用
- 弱い自律分散ロボット群に重心を中心とする伸縮・回転マッチングを用いて形状を形成させるアルゴリズム
- 少数のスピーカによる波面合成と音像位置の制御
- 音場合成法による音像の位置制御
- パソコンネットワークシステムによる成績処理の自動化
- 三角形をもたない正則グラフの生成と同型性の判別
- 2ストローク発振器が安定なりミットサイクルを持つためのパラメータの上限
- 4ストローク及び2ストローク発振の条件について
- パーソナルコンピュータによる情報処理教育とCAIのためのシステム
- ハイパキューブネットワークにおけるhighly structured 自己診断可能システム
- de Bruijnネットワーク, 変形de Bruijnネットワーク及びKautzネットワークにおける分散的自己診断可能システム
- A Topological Condition for a Linear Time-Varying Electric Circuit to be Represented by a Canonical Equation
- 聴覚一次ニューロンの発火の計算モデル
- 故障検出数による重み付けを用いたテスト集合圧縮法に関する研究
- 検出能力による重み付けを用いた故障検出入力集合の準最小化法について
- 論理関数に有限体上の表現を用いる検査系列生成の一方法
- 学生の教育履歴とプログラミング教育
- 初心者の冒すプログラム間違いの分析
- 線形計画法を用いたテスト集合圧縮アルゴリズムの一評価方法
- 非対称声帯のモデルと同期現象
- FIRフィルタの設計における周波数サンプリング法の公式
- 新しい対称性を有する周波数サンプリング法
- 弱い自律分散ロボット群に基準ロボットを割り当てる形状形成アルゴリズム (コンピュテーション)
- 弱い自律分散ロボット群に基準ロボットを割り当てる形状形成アルゴリズム
- 弱い自律分散ロボット群に基準ロボットを割り当てる形状形成アルゴリズム