オブジェクト・モデルに基づく要求獲得支援ツール
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概要
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オブジェクト指向分析における要求獲得を支援するツールを提案する.本ツールは,対象業務を分析し,システム化の要件を抽出するための,要求者とのコミュニケーションを支援する.このようなコミュニケーションを通じて,対象システムにおいて「何をオブジェクトとするか,それはどのようなオブジェクトか」を理解するようになる.本研究では,要求獲得の過程を,混沌とした状態にある問題領域に,パターンとしての要求を徐々に形成していく過程として捉える.多数の断片的な情報の集積である問題領域を,オブジェクト・モデルに基づくネットワークで表現し,ネットワーク上でのマーカー伝播により,無秩序な状態から有意味な秩序を生み出す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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本位田 真一
情報処理振興事業協会(ipa)新ソフトウェア構造化モデル研究本部 : (現)(株)東芝研究開発センターs&s研究所
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斉藤 康彦
情報処理振興事業協会
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斉藤 康彦
情報処理振興事業協
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斉藤 康彦
情報処理振興事業協会(ipa)新ソフトウエア構造化モデル研究本部
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