統合OAシステムに発展するAS-Documents : 文書データベース管理機能DocRDB

概要

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ワードプロセッサやDTP^*システムの普及に伴い、ドキュメントの電子化が進められている。電子化されたドキュメントは順次蓄積、管理され再利用されるようになった。しかしこれらの電子化されたドキュメントはその量が次第に膨大となり、目的とするドキュメントを探し出すのにも様々な工夫が必要となってきている。文書処理システムAS-Documentsでは、大量に作成された文書を登録、検索する文書データベースシステムDocRDBを開発した。(今後は略してDocRDBと呼ぶ。)文書データベースシステムはドキュメントを検索するためのキー情報をリレーショナルデータベースシステムであるORACLE^**によって管理し、文書の実体はキー情報の1つであるファイル名とUNIXファイルシステムにより管理している。さらに機能の分散を行い、特定ワークステーションの負荷の軽減とヒューマンインタフェースの向上を図っている。これによりデータ検索の効率が高く、文書実体をも同時に引き出すことができる文書データベースシステムを構築することができた。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-10-16