図面読取り装置TOSGRAPH部品図面への応用(1)
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概要
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図面読取りの技術はこれまで地図の読取りや回路図面の読取りに応用されてきた。これらの読取り処理を、データの側から見ると、地図の読取りは、図面上の線図形を直線あるいは円弧で近似してベクトル化する処理であり、回路図面の読取りは図面に描かれたシンボル同志の接続関係を認識する処理であった。これに対し、寸法値を含んだ図面の続取りは、寸法値と形状の関係を認識する処理である。一般的に、この読取りデータは後処理でCAD、CAMデータに展開される。したがって、読取りデータはこの後処理がし易くなるようなデータ構造を持つことが望ましい。そこで今回、寸法値を含んだ図面読取りの応用のひとつとして、部品図面の読取りを取り上げ、部品図面の中から、CAD、CAMデータを作成するために必要な基本情報を読取り、後処理がし易いデータを構築することを試みた。本報告では、その中から、今回採用したデータ構造について説明する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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