統合OAシステムに発展するAS-Documents : 文書処理基本機能DocMaker

概要

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近年、卓上出版(Desk-Top-Publishing)が脚光を浴びており、その中心となるページレイアウトソフトウェアが注目され、各種ページレイアウトソフトウェアが出現している。しかし、統合文書処理環境を構築するための要素機能を取りそろえたものはまだまだ少ない。とくにワークステーションでの用途を考えた技術文書の作成ということを考えると、単にグラフィックやイメージが扱えるという意味でのマルチメディアだけでは不十分である。例えば、グラフィック、イメージ、グラフなどのデータを簡単に取り込める必要がある。また、より高度なマンマシンインターフェイスを提供するためには、ページレイアウトの機能だけではなく、これらのデータを作成するアプリケーションとのリンク機能、ドキュメントの任意の位置から同じドキュメント内または異なったドキュメント内の情報へのハイパーテキスト機能、統合文書処理環境を構築するのため、他のアプリケーションから制御をおこなうアプリケーションインターフェイスなどオープンアーキテクチャーであることが必要である。この要求に答えるため、弊社の文書処理システムAS-DocumentsのページレイアウトソフトウェアであるDocMakerはWYSIWYG(What You See is What You Get)、マルチメディア、マルチフォント、柔軟なレイアウトといった特徴を高い応答性で実現しているだけではなく、文書データ変換機能、ハイパーテキスト機能、アプリケーションリンク機能、文書処理サーバ機能などのマルチメディアプラットフォームとしての機能を完備している。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-10-16

統合OAシステムに発展するAS-Documents : 文書処理基本機能DocMaker

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