統合情報処理システムWideframeサーバにおけるプロセス管理構造
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概要
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近年、ワークステーションの普及とこれらのネットワークによる結合にともない、「分散処理」や「サーバ・クライアント」といった言葉が聞かれるようになった。統合情報処理システムWideframe(以下Wideframeと呼ぶ。)でも図1に示すような、複数台の作業用ワークステーションとサーバをネットワーク接続し、文書や図面などの技術情報の作成と一元管理を実現し、技術情報の再利用による生産性の向上、品質の向上の環境を提供している。このネットワーク構成の中でサーバとして位置付けているワークステーションまたはミニコンは、ネットワーク上の複数台のクライアントからの要求を同時に処理し、応答しなければならないため、応答性を考えた処理方式を実現する必要がある。Wideframeでは、サーバ上に複数の応答プロセスと1つの管理プロセスを置くことにより、クライアントからの応答性とサーバのシステム資源の有効活用を考慮したシステムを実現している。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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