OS/omicron第4版におけるオブジェクト指向環境の設計

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概要

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計算機で扱えるデータ型の多様化は, システム構造および, その表現方式の改善を必要とする。特に, ビットマップとそこから生成されるコード, 図形表現, シンボルのような構造化されたデータを扱う場合には, これらをいかに融合するかが, システムの記述のしやすさと効率化の鍵となる。そこで, 本システムでは, 計算機資源およびデータを管理するOS, データ形式および操作を表現する言語処理系, データを生み出すアプリケーションの三つを融合し, オブジェクト指向の枠組みを用いて, データの表現と操作を容易にするシステムを開発する。本報告では, パターン指向のOSであるOS/omicron上での, オブジェクト指向システムの設計について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-09-24

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