トランザクション環境下でのGUIのソフトウエア構成
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概要
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HUI(ヒューマンインタフェース)には一般的に、次の特性が存在する。・技術進歩が早く技術動向/標準化動向が十分には定まっていない。またユーザ要求が流動的で変化しやすい。さらに、トランザクション処理環境におけるHUIは、対話処理環境と比較して次の特性も有する。・処理の流れが定型的であるため、ユーザとのインタラクションが単純、かつその発生頻度が少ない。また上記の諸特性に加え、トランザクション処理はメインフレーム系のホスト計算機を中心に発達して来たため、キャラクターベースのHUIが主流である。さらにHUI系のAP開発支援製品にはベンダ毎の独自性が強く、業務APのポーティングが困難であった。しかし、近年、WS上でのトランザクション処理の利用に際し、WS上で既に一般的となっているOPEN LOOKやMotifなどのGUI(グラフィカルユーザインターフェース)の利用に対する要求が強まっている。加えて、APの生産性向上やポーティングも不可欠な要求である。本稿では、トランザクション処理環境でGUIを使用する際の、APポーティングを可能とするソフトウエア構成を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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