分散システムにおける環境情報記述モデルの検討
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概要
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近年、情報処理システムは以前のようなメインフレームを中心としたセンタ集中形態から、LANやワークステーションを利用した分散形態へ移行しつつある。分散システムを構築する上では、環境設定(ノードやネットワークのコンフィグレーション)が必要であり、環境設定に多大な稼動を要するようになっている。そのため、環境設定の容易化が切望されている。一方、ソフトウェアのポータビリティ、相互運用性、再利用性を最大化することを狙いとして、ISO/ITUで分散処理モデルの標準化作業が進められているが、分散システムを環境設定の観点からとらえたモデル化は行われていない。著者らは、分散システムを環境設定の観点からとらえたモデル(環境情報記述モデル)化を行い、環境設定を容易にするツールの開発を行っている。本稿では、環境情報記述モデルの提案を行い、環境設定におけるその効果を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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中條 祐一
Ntt 情報システム本部
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竹内 宏典
Ntt情報システム本部
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松本 雅人
Ntt情報システム本部
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松本 雅人
NTT構報システム本部
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中條 祐一
NTT構報システム本部
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竹内 宏典
NTT構報システム本部
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