テンプレートを用いた、使いやすいGUI画面の設計法
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概要
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現在、GUIが普及し、それを支援するGUI構築ツールも充実してきている。このため、GUIを駆使したAPを、誰でも容易に開発できる環境が整いつつある。しかしGUIとキャラクターベースの画面では画面設計に要する技術が異なるため、社内ではGUIでのノウハウ不足が原因で、ビジネス系システムのGUI画面への移行が、円滑になされていない。具体的には次のような問題が存在する。・各システムの設計者が規制もなく自由に作っており、操作性や見栄えの統一性を欠く。・操作者にとって分かりにくい画面が多い。・画面作成に多くの工数が掛かる。これらに対応するためには、画面設計に関するノウハウを持たない初心者でも、統一のとれた分かりやすい画面を、小さい工数で作成できるような支援方法が必要である。以上を受け、本稿ではGUIの初心者でビジネス系システムの画面設計者を対象として前述の問題を解決、かつ普及し易い支援方法の実現を目的とした。ここで使いやすい画面とは、オペレータのミスを低減し、疲労度を抑え、マニュアルが無くても操作方法が判る画面を指す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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