1文字データのエコーバック処理に関する検討
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概要
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計算機に接続された端末から入力される1文字データをメモリに格納し、ソフトによるデータの編集処理、コマンド処理を実行後、該端末に結果を逐次出力するエコーバック処理に関しては、通常1文字毎にソフトへ割込みを上げる方式が採用されている。この方式では1文字毎にソフトによる割込み処理が必要となるため、割込み処理のオーバヘッドによるシステム性能への影響が問題となる。一方、エコーバック処理に関しては、ソフトへの割込みを上げず、入力データを直接メモリに格納し、ソフトが一定周期でメモリを参照するルックイン方式による実現が考えられる。本稿では、割込み処理とルックイン処理に要するDSの比、端末台数等をパラメータとし、両方式の端末応答時間およびスループットについて比較検討した結果を示す。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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