パーソナルコンピュータ用3次元グラフィックスボードによる準リアルタイムの影付け
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概要
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近年3次元グラフィックス表示を使用したマンマシンインタフェースに対する要求が高まってきている。しかしその写実的な表示を実時間で行うことは高価な専用ワークステーションでしか実現できなかった。そこで我々は実時間の3次元グラフィックス表示をバーソナルコンピュータクラスの計算機で実現するために、グラフィックス専用VLSI HSP(High-speed Shading Processor)を開発し、更にこのHSPを使用した3次元グラフィックスボードの開発を行ってきた[I][4]。今回我々は、より広いアプリヶーションヘの適用を可能とするために、HSPを使用したフルカラー・高解像度・高速のパーソナルコンピュータ用高性能3次元グラフィックスボードを開発した。さらに、これを用いてりアリスティックなCGに必要な「多光源による影付け(Shadow Generation)」を準リアルタイムで行うことを実現し、その応用例として舞台照明シミュレータを開発したので、その概要について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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