知識型スケジューリングシステムにおける改善知識型最適化方式

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概要

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製造、流通、公共など多くの場で、生産スケジューリング、作業割付等の各種計画業務を計算機化したいというニーズが強くなっている。これに対し、最近、知識工学を応用した汎用的な計画システムの構築が進められつつある。しかし、知識工学的なアプローチでは、計画立案ノウハウを用いて、制約条件を満足するように生成した解が作られるだけで、最適性に関する考慮はほとんどなされていない。一方、より良い解を求めたいという計画業務の性格上、知識を活用しつつ、更に最適性を考慮できる手法の開発が強く求められている。これに対し、筆者等は生産スケジュール等のスケジューリング問題に汎用的に適用可能な知識型スケジューリングシステムを開発している。本講演では、この知識型スケジューリングシステムにおいて、最適解を効率的に作成する最適化機能の最適化方式の基本的な考え方について報告する。
社団法人情報処理学会の論文
1991-02-25

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