PCAOB監査基準第5号により必要となるデータベース統制の要件と適用技術
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概要
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米国で企業改革法(SOX法)により設立された監視機関PCAOB(公開会社会計監視委員会)が2007年5月、監査基準第5号を発表し、SOX法の監査基準が事実上変更された。PCAOBの監査基準は、内部統制の弱点を早期発見し、財務報告の誤りを未然防止することを目的としている。従来標準とされていた監査基準第2号から更新された新基準である第5号は、監査の効率化を目指し、監査の対象を必要最小限に絞りかつ問題点をもれなく発見できるように、設計されている。本研究では、新基準による変更を分析し、新基準に適合するためにITシステム面で重要なデータベースの統制における技術的要件を検討している。この検討結果を報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-01-31
著者
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