クロス・デバッグ方式
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概要
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クロス環境上でアプリケーションプログラムのデバッグのためにターゲットOS(Operating System)のシミュレートが行えることは非常に有効である。しかし、現状では、OSレベルでのシミュレータはあまりみられず、バイナリレベル(コンピュータ・ハードウェアを機械語のレベルでシミュレートする方法)のシミュレータが一般的である。本稿では、ターゲットOSのシステムコールを使用している組み込み用アプリケーション・プログラムをクロス環境上でデバッグできるような方式を提案し、その構成法について記述する。なお、これはソフトウェア生産工業化システムIMAP(Integrated software MAnagement and Production support system)の一環として行っているものである。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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安田 剛
株式会社東芝 研究開発センター システム・ソフトウェア生産技術研究所
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三原 幸博
株式会社東芝 システム・ソフトウェア技術研究所
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三原 幸博
株式会社東芝研究開発センターシステム・ソフトウェア生産技術研究所
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