OSインタフェーサ構築手法の検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
最近の計算機環境の動向として、デファクトスタンダードなOSを採り入れ、そこで動作する多くのソフトウェアを利用しようとする動きが目立つ。ワークステーションにおいてはUNIXがすでに標準となっており、オープン・システムの基盤となっている。計算機環境の移行がなされたところでは、それまで蓄積されてきた過去のソフトウェア資産をいかにして新しい環境に継承していくかが重要な課題となっている。このような中、我々はあるOS上に構築されたアプリケーションソフトを異なる別のOS上で動作されるための異種OS間インタフェーサ(以降、インタフェーサと呼ぶ)を開発している。ここでは、あるターゲットOS上で動作するアプリケーションをUNIXで動作させることを想定した。またインタフェーサの開発/動作環境として、UNIXワークステーションとターゲットOSが動作する計算機がネットワーク接続されているものを考えた。今回、このような環境下で、インタフェーサを構築するための手法を開発した。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
関連論文
- 組込みソフト開発支援のためのシステムシミュレーション環境
- OSDシミュレータを用いたOSD処理部の開発方法について
- 組込みマイコンシステムにおける単体テストツールの開発
- 組み込み型分散システム用デバッガ
- OSインタフェーサ構築手法の検討
- 分散環境におけるデッバグ方式の検討
- 用語知識再利用による要求分析支援手法(II)
- クロス・デバッグ方式