階層的レイアウト工程の自動最適化方法

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
大規模LSIのレイアウト設計では、階層的レイアウト手法が一般的に用いられる。[1]では、完全に自動で階層的にレイアウトする方法を提案し、省力化だけでなく生成されるレイアウト結果の品質向上も実現している。しかし、[1]では、フロアプラン時のブロック配置に対して、与えられた一つのスライス構造に基づいて最適化を適用していた。そのため、同じブロック配置を表す他のスライス構造を用いることで配線チャネル構造が改良され、レイアウト結果がさらに改善される可能性を残している。そこで本稿では、同一のフロアプランに対して、スライス構造の違いによるレイアウト結果の差について実験で明らかにし、[1]の改良方法を考察する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク