証明の失敗から得られる情報を用いる様相論理定理証明戦略
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概要
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自動定理証明に向いた様相論理の一般的証明器に、CCMU^<ss>がある。CCMU^<ss>における証明とは、証明すべき式から得られる様相記号列対をすべて統一化できるように、部分式を複製することである。しかし、不必要な部分式を複製すると証明の効率が著しく低下する。さらに複製した結果得られる式は複製以前の式と類似しており、証明過程で、類似した計算をできる限り行わないようにしたい。そこで、CCMU^<ss>における定理証明戦略として、統一化の失敗情報を用いて、重複する部分式を選択する方法と、複製する前の計算結果を再利用する方法を提案する。これにより、証明しやすい式変形と計算の再利用が可能となり、証明を効率化することができる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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