PapainのビタミンB_1誘導体による阻害 : (III)S-Propylmercapto-Papainの分離とその性質
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概要
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Papain, after its incubation with thiamine propyldisulfide (TPD) at pH 7.4,37℃ for 1 hour, was repeatedly precipitated by satulated NaCl solution and the precipitated papain was proved to be inactive, unless cysteine was added. TPD-inactivated papain was shown to be S-propylmercapto-papain by means of paper chromatography. S-Propylmercapto-papain was also isolated from TPD-inhibited papain by fractionated filtration through Sephadex G-25 column. S-Propylmercapto-papain was shown to be more resistant to the reaction with ICH_2-COOH or H_2O_2 but less resistant to heat-inactivation than papain.
- 日本ビタミン学会の論文
- 1968-02-25
著者
-
市川 富夫
名古屋学芸大・管理栄養
-
川崎 近太郎
School Of Pharmacy Kobe-gakuin University
-
市川 富夫
大阪大学薬学部
-
川崎 近太郎
大阪大学薬学部衛生化学教室
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