線型モデルによる収穫予定法の研究(II) : 東京大学千葉演習林における林道開設順序の決定
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
0-1計画法により林道開設順序を決定する方法を考え, これを実際問題に適用した。まず, 林道の予定路線を10区間に分割した。この区間は, 建設が開始されると途中で中断されることなく開設される単位として定めるものである。各区間の開設順序は, 10年の計画期間中にこれらの林道を利用することによって生じうる作業経費の節減額が最大となるように定めるものとした。今後, 林業経営にとって林道網はますます不可欠な施設となりつつある。こうした状況のもとでこの方法は施業計画をたてるうえで有効なものであることがわかった。
- 日本森林学会の論文
- 1983-05-25
著者
関連論文
- 多変量解析法による天然林の林型区分(I) : 択伐林分の場合
- 千葉演習林相の沢スギ品種試験地50年の生長経過
- 東京大学北海道演習林ヨーロッパトウヒ材積表の調製 : 材積表調製システムの作成
- スギ二段林下木の成長 : 低密度の上木による庇陰が下木の成長に与える影響
- 千葉演習林におけるスギ高齢林分の間伐方法に関する検討
- 森林管理システムに関する研究(I) : 樹幹情報の補完システムの調製
- 森林施業計画策定システムの研究 : 短期計画の策定について
- GISを利用した森林機能による類型区分
- 優良広葉樹の択伐施業 : 天然林の新しい経理方式
- 木曽ヒノキ天然林の保続計画に関する研究 : 新しい視点からみた神宮備林の法正状態
- 線型モデルによる収穫予定法の研究(II) : 東京大学千葉演習林における林道開設順序の決定
- 民有林の施業計画策定に関する研究(III) : 人工林の法正齢級配置への収束の早さについて
- 民有林の施業計画策定に関する研究(II) : 森林の法正状態に関する考察
- 相対幹曲線式を用いた材積表の調製
- 民有林の施業計画策定に関する研究(I) : 地域森林計画における人工林の伐採量および造林面積の決定
- スギ林分収穫表調製法のシステム化に関する研究 : 東京大学千葉演習林スギ林を対象として
- 桂竹林に関する研究(I) : 竹林の施業モデル
- WZP.における測定不能面によるBias.
- 森林経営学, L. S. ディビス/K. N. ジョンソン著, 上巻野村 勇監修, 野村 勇/杉村 聡共訳, 378pp, 4,500円, 下巻野村 勇訳, 739pp, 4,300円, 日本林業調査会, 東京, 1994年
- 6.スウェーデンとフィンランドの森林資源(1983年度林業統計研究会夏季セミナー)(世界の森林資源)
- 線型モデルによる収穫予定法の研究(I) : 0-1計画法の適用
- III.線型計画による収穫予定法(第6回林業統計研究会シンポジウム)
- 天然林開発計画に対するLPの一適用法(II)
- 天然林開発計画に対するLPの一適用法(I)
- 森林作業法 : 東京大学北海道演習林の経営実験
- 大雄山最乗寺寺有林内に存在するスギ複層林の林分構造と上木の形質
- 森林計画学会誌の創刊にあたって
- 野生生物情報センター編, 「知床からの出発」-伐採問題の教訓をどう生かすか-, 共同文化社, 三〇二ページ, 一九八八年
- 主催者挨拶(国有林野経営規程の改正について,森林経理研究会シンポジウム(I))