民有林の施業計画策定に関する研究(II) : 森林の法正状態に関する考察
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概要
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東京大学千葉演習林の人工林の施業計画を策定した結果に基づいて, 森林の法正状態をいかに規定すべきかという問題について考察した。これまでの諸条件は, 法正状態に対して厳しすぎるものであり, これらが満たされない場合でも法正状態にあると考えてよい森林が存在しうることがわかった。そこで, 齢級配置からつくられる累積分布を定義し, これに基づいて法正状態か否かを判定する方法を考えた。この方法は森林施業計画を策定するのに有効であることがわかった。
- 日本森林学会の論文
- 1982-09-25
著者
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