最小カット問題の簡潔かつ構成的な証明
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概要
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[H. Nagamochi and T Ibaraki, Computing edge-connectivity of multigraphs and capacitated graphs, SIAM J. Discrete Mathematics, 5, 1992, pp.54-66]により提案された, 最小カットを求めるアルゴリズムの正当性について, 近年, いくつかの簡潔な証明が紹介されている。本研究では, これらとはまた別の簡潔な証明を示す。またこの証明は構成的であり, ある特別な2点対s, t間の最大フローをO(m log n)時間で求めるアルゴリズムを構築する(n,mはそれぞれグラフの点数,辺数である)。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-10-17
著者
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