スグキナ根こぶ病罹病組織に含まれる植物ホルモンについて(1)
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概要
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It has been we11 known that the root of Brassica rapa var. neosuguki Kitam. deve1ops abnorma11y and forms a ga11 when the root was infected with Plasmodiophora brassicae Woronin. In order to characterize plant hormones responsible for the abnormal growth, extract1ons were carried out with petroleum ether, benzene, ethyl ether and ethanol successively from the infected roots. Active principle(s) were contained in benzene and ethyl ether fractions. The active substance was not considered to be gibbere11in or its 1ike substance by the gibberellin test using rice seed1ings. One or possibly two active substances were found in ethyl ether extract from the benzene fraction of the infected roots by the bio1ogical tests with Avena. One of them was presumed to be indole acetic acid by Rf values of paper chromato-graphic analyses, and by the Avena tests.(Received September 24, 1965)
- 日本植物病理学会の論文
- 1966-06-30
著者
-
桂 〓一
京都府立大学農学部植物病学研究室
-
江川 宏
京都大学農薬研究施設
-
石井 象二郎
京都大学農学部農薬研究施設
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石井 象二郎
京都大学農学部 農業研究施設
-
土岐 忠昭
京都府立大学農学部 : 石原産業(株)中央研究所
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