ワイヤーフレームモデルからの曲面モデルの構成法 (<特集>コンピュータグラフィクスの新展開)
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概要
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立体形状を意図して作られたワイヤーフレームモデルを解釈して, 表面に対応する曲面モデルを効率良く生成する方法を提案する. 対象とする入力ワイヤーフレームは2連結な平面マルチグラフであり, 球面と同相な閉曲面として複数の解釈が可能である. 本手法では, まずグラフの3連結要素分解を用いて位相的に可能な解をすべて生成する. その後で, それぞれの解を構成する面ループに対してできるだけ単純な曲面を張り, 得られた解(両分の集合)を幾何的に評価・比較することによって, 全体として単純な形状を表す曲面モデルを出力する. 同様の方法で, 円板と同相な開いた曲面としての解釈も可能である. 過去に作られたワイヤーフレームモデルの再利用だけでなく, 複数の表現形式を並行して管理するCADシステムの構築にも応用できる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-05-15
著者
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