変化点関連度を利用した動的システムの障害解析
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概要
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本手法は,機械システムに埋め込まれた多数のセンサから得られるような異種混合的な時系列データ群に対して,システム自体のモデルを作ることなく,変数の関係のみに着目して,背後にあるメカニズムを評価する.まず文献1)で提案したように元のデータを変化度の時系列に変換し,特徴的変化を顕在化する.そして,変数のペアがどの程度同期して変化したかを,変化度の時系列をもとに変化点関連度として定義する.すべての変数のペアに対して変化点関連度を計算して作った行列は,システムの操作履歴などによらず,メカニズム(因果関係)自体を反映するので,これにもとづき異なる状態(正常と異常)の比較や問題箇所の特定,過去の類似障害の検索などが可能になる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-09-13
著者
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