電気部品の品質保証作業支援を目的とした最短経路探索手法(設計技術と設計自動化)
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概要
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本論文では,2部品間の製品形状表面に沿った最短経路を高精度に効率良く算出する手法を提案する.本手法開発の目的は,電気部品間に十分な絶縁距離が確保されているかの確認作業を支援することである.本手法は,離散的重み付きグラフを利用した近似的手法を基にしている.さらに,解の精度向上のため,幾何的改善手法と「K最短経路探索アルゴリズム(K Shortest Path Algorithm)」を導入している.幾何的改善手法は最短経路の幾何的性質を利用して局所的最適性を向上させる.「K最短経路探索アルゴリズム」は,解が局所解に陥ることを防ぎ,大域的な最音吐を向上させる.最後にいくつかのモデルに対する数値的実験により,我々の手法が電気部品の品質保証活動に有効であることを示す.
- 2004-04-15
著者
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