デジタル直線を記述するためのチェインコードが持つ性質とデジタル直線の構造について
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概要
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本論文では, デジタル平面上のデジタル直線が持つ性質について考察し, デジタル直線の構造を明らかにする.デジタル直線をchain codeで記述する方法が知られているが, 本論文では, デジタル直線の記述に適したchain codeを新たに定義し, それをベースにデジタル直線が持つ性質を議論する.Farey数列を導入し, chain codeとFarey数列の関係を論ずる.そして, 異なるchain codeの数を導出する.これらの性質から, デジタル平面の大きさをN×Nとすれば, O(N^4)の異なるデジタル直線が存在することが導かれる.次いで, 上記で導かれた性質を基にして, これらのデジタル直線を分離するアルゴリズムについて考察し, このアルゴリズムの有効な適用について考察する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-11-08
著者
-
村上 和人
愛知県立大学大学院情報科学研究科
-
成瀬 正
愛知県立大学情報科学部
-
小林 幸雄
千葉工業大学
-
高橋 友一
中部大学
-
高橋 友一
名城大学理工学部情報工学科:名城大学大学院理工学研究科
-
高橋 友一
名城大 理工
-
村上 和人
愛知県立大学 情報科学部
-
成瀬 正
愛知県立大学
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