局所領域内のchain code変換法を用いた高精度な直線検出法(一般セッション(3))
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概要
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画像の局所領域にHough変換を適用して線素を検出し,それを延伸することで線分を検出する手法が提案されている[1].この手法は,従来のHough変換に比べて高速に直線を検出でき,延伸処理を行うことによりHough変換の際に生じる量子化誤差をある程度吸収できる特徴を持つ.しかし,Hough変換を利用しているため,量子化誤差の影響は避けられない.一方,chain code変換法[2]は,原理的に投票空間の量子化誤差の影響を受けない手法である.しかし,完全なchain code変換法はO(N^4)のコストがかかり,入力画像に直接適用するのは現実的ではない.そこで,簡略chain code変換法を局所領域に適用することで,Hough変換法と同程度以下の処理時間で,高精度に直線を検出する手法を検討した.本論文では,その手法を提案するとともに,直線検出精度,処理時間について実験的検討結果について報告する.
- 2004-03-05
著者
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