わが国の義務教育における家庭科教育方法の歴史的研究(第3報) : 昭和前期における裁縫および家事教育について
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概要
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I. Sewing Education-Early in the Showa Era, Ministry of Education edited "The Draft of a Syllabus of Lectures for the Elementary School, " and "The New Teaching Book for Sewing." Till then, clothes was the main construction of this course, but bags, pillow-covers and other small articles were newly added as teaching materials to "Sewing". Learning about materials of clothes, cleaning and storage of clothes were put into "Homemaking" course. However, in the National Elementary School Act, "dressing, ""washing" and so forth were added as teaching materials to "Sewing" to make the course comprehensive. In teaching, it was child-centered. Emphasis was on exercise. Yet, generally, indoctrination was the method. Gradually, showing of materials, explanation, giving examples, practice, and arrangement methods were applied. Teachers also put emphasis on developing children's ability to devising and creating. II. Homemaking Education-Early in the Showa Era, state textbooks and teacher's manuals were edited. The characteristics of these books were : 1) stress on scientific materials, 2) aim to improve living, and 3) stress on practice and therefore prepared instruments needed, so that children can learn better. In war time, in homemaking classes of national schools, they taught clothing, food and housing. They also taught the happiness of family life. Experiment and practice had a large part in this subject. And they also emphasized patriotism.
- 日本家庭科教育学会の論文
- 1969-03-25
著者
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