わが国の義務教育における家庭科教育方法の歴史的研究(第1報) : 明治・大正期の裁縫教育を中心として
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概要
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Sewing was taught privately, before the Meiji period. In the fifth year of Meiji (1872), the educational system was established, and a sewing course was designated so that girls may have formalized education. Thus, many pupils had to be taught in one classroom. It became necessary, therefore, to know effective teaching methods as well as subject matter. Teachers tried to improve their teaching techniques. Teachers learned the group teaching method from the United States, the developmental instruction (pestalozzi) and the gradation method (Herbart) from Germany. These methods were adapted to sewing as well as other subjects. This study analyzes the above methods, focusing mainly on the Meiji and Taisho periods (1868-1926), and their relations to the recent educational system.
- 日本家庭科教育学会の論文
- 1968-06-01
著者
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