ムラサキイガイMytilus edulis galloprovincialis LAMARCKに棲息する橈脚類Pseudomyicola ostreae YAMAGUTIの発生 : ノープリウス期の外部形態
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概要
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Pseudomyicola ostreaeの実験室内飼育により生活史を観察した。ノープリウス期には6段階が認められた。即ち,孵化したノープリウスは第1コペポデイドになるまでに6回脱皮することを脱皮殼によって確認した。ノープリウス期は水温20℃で36〜48時間であった。この間,体長の伸長はほとんどみられなかった。各時期の変化は主として,第1触角の棘の長さと数,第1小顎の有無,尾棘の長さと数などにあらわれ,外部形態により各期の認識が可能である。
- 日本動物分類学会の論文
- 1979-12-10
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