北海道海岸平野における完新世堆積環境の変遷 : 2. 釧路湿原堆積物の珪藻遺骸群集
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概要
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IHIRA, Masashi (Dept. Biol., Fac. Sci., Kobe Univ., Kobe), MAEDA, Yasuo (Kobe City Inst. Educ. Res., Kobe), MATSUMOTO, Eiji (Marine Geol. Dept., Geol. Survey Japan, Ibaraki) and KUMANO, Shigeru (Dept. Biol., Fac. Sci., Kobe Univ., Kobe). 1985. Holocene sedimentary history of some coastal plains in Hokkaido, Japan. 2. Diatom assemblages of the sediments from Kushiro Moor. Jap. J. Ecol. 35 : 199-205. Diatom assemblages of the sediments from the peat bog along the Toya River, which flows through the east edge of Kushiro Moor, were analyzed to clarify the change in sedimentary environments caused by Holocene sea level changes. The results were as follows : (1) There was the neritic or littoral region of paleo-Kushiro Bay. (2) In the upper part of Md zone, this site changed into a sandy shore. (3) In the Tr-2 zone, this site rapidly changed into a freshwater condition. (4) That change finished bofore 4,090±240 y.B.P. (5) Then, this site developed into a peat bog and streams began to flow in the subzone FD-2 in this site.
- 1985-06-30
著者
-
居平 昌士
神戸大学理学部生物学教室
-
前田 保夫
神戸市教育研究所
-
松本 英二
地質調査所海洋地質部
-
熊野 茂
神戸大学理学部生物学教室
-
松本 英二
名古屋大学大学院環境学研究科
-
松本 英二
名古屋大学大学院 環境学研究科 地球環境科学専攻
-
前田 保夫
兵庫県立大学自然・環境科学研究所
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居平 昌士
知辯学園
-
松本 英二
地質調査所:標記研究所
-
熊野 茂
神戸大学理学部生物
-
熊野 茂
神戸大学理学部
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