PCRによる多型検出を利用したトマトのネコブセンチュウ抵抗性の選抜
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概要
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トマトにおけるネコブセンチュウ抵抗性形質は,野生種Lycopersicon peruvianumにおいて最初に見出され,1940年代に異種間交雑により栽培、L. escltlentun に導入された.その後の研究で,この形賃は第(1染色体卜0)単一優性遺伝子により支配されていることが判明し,Miと命名された.さらにMiは,酸性ホスファターゼー1遺伝子(Aps-1)領域の近傍に座付していることが明らかとなった.酸性ホスファターゼー1にはそのタンパクの泳動度の違いから1^1型(L. peruvialum 型)と1^+型(L.esctilentum型)に区別され,1^1型はM1と同時に仰生桶から栽培種に導入されたものであり,1^1型と1^+型を区別することでネコブセンチュウ抵抗性育極が進められてきた.また,近年では我々を含め数種のグループによりAps-1^1遺伝子がクローニングされ,その塩基配列が決定されている.またSouthern解析で11型と11型でRFLPが検出されることも明らかとなっている.
著者
-
田中 宥司
農業生物資源研
-
高木 正道
東京大学農学部
-
石黒 幸雄
カゴメ株式会社
-
原田 聡
カゴメ総合研
-
原田 聰
カゴメ株式会社総合研究所
-
石黒 幸雄
カゴメ 総研
-
石黒 幸雄
カゴメ株式会社総合研究所
-
田中 宥司
カゴメ(株)総合研究所
-
中田 健吾
カゴメ株式会社総合研究所
-
田中 有司
カゴメ株式会社総合研究所,
-
伊藤 徹
東京大学農学部
-
原田 聰
カゴメ総研
-
田中 宥司
独立行政法人農業生物資源研究所
-
原田 聰
カゴメ総合研
-
田中 有司
カゴメ株式会社総合研究所
-
原田 聰
カゴメ株式会社
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