抗不安薬Buspirone hydrochlorideのマウス, ラット及びイヌにおける急性毒性
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概要
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Buspirone hydrochloride (abbr. to BH), an anxiolytic drug, was examined for its intravenous, subcutaneous or oral acute toxicity using Crj : CD-1 (ICR) mice, Crj : CD (Sprague-Dawley) rats and beagle dogs of both sexes. The results obtained were summarized as follows : 1.Drug-related toxic signs included decreased activity and convulsions accompanied with salivation and opisthotonus in mice and rats treated with BH regardless of administration routes, and tremors and clonic convulsions accompanied with salivation in dogs treated with BH orally. 2. Pathological examinations revealed distention of the stomach in dead rats treated with BH orally, and hypersecretion of gastric juice and alterations (viz. edema, necrosis and petechia) on the superficial mucous membrane in the gastropyloric region in dead dogs treated with BH orally. 3. The cause of death was considered to be due to respiratory insufficiency in every species of animals examined. 4. LD50 values (mk/kg) were as follows : [table] 5. No sex differences were observed in every species of animals regardless of administration routes on the basis of toxicological parameters examined.
- 日本トキシコロジー学会の論文
- 1990-04-10
著者
-
甲斐 修一
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 前臨床研究所 毒性病理研究室
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清水 憲次
株式会社 富士バイオメディックス 小淵沢総合研究所
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舟橋 紀男
株式会社 富士バイオメディックス 小淵沢総合研究所
-
門田 利人
日本製薬工業協会基礎研究部会第一分科会統計ワーキンググループ
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近藤 博志
ブリストル・マイヤーズスクイブ(株)神奈川研究所
-
河野 茂生
ブリストル・マイヤーズスクイブ(株)神奈川研究所
-
清水 憲次
株式会社富士バイオメディックス
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舟橋 紀男
株式会社富士バイオメディックス 小淵沢総合研究所
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仲澤 政雄
株式会社富士生物科学研究所
-
門田 利人
ブリストル・マイヤーズ研究所株式会社 前臨床研究所
-
近沢 弘隆
ブリストル・マイヤーズ研究所株式会社 前臨床研究所
-
黒柳 幸司
ブリストル・マイヤーズ研究所株式会社 前臨床研究所
-
太田 敏
ブリストル・マイヤーズ研究所株式会社 前臨床研究所
-
石川 克己
ブリストル・マイヤーズ研究所株式会社 前臨床研究所
-
河村 寿
ブリストル・マイヤーズ研究所株式会社 前臨床研究所
-
高橋 紀光
ブリストル・マイヤーズ研究所株式会社 前臨床研究所
-
落合 忍仁
株式会社富士生物科学研究所
-
森 洋
株式会社富士生物科学研究所
-
谷浦 彰仁
株式会社富士生物科学研究所
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石川 克己
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 前臨床研究所 毒性病理研究室
-
河村 寿
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 前臨床研究所 毒性病理研究室
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近沢 弘隆
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 前臨床研究所 毒性病理研究室
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高橋 紀光
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 前臨床研究所 毒性病理研究室
-
黒柳 幸司
ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社 前臨床研究所 毒性病理研究室
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