遮光によるチャ新芽の葉色変化
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概要
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用途の異なるチャ8品種について, 一番茶新芽を摘採期前2週間90%の遮光処理し, 処理終了後の葉色を葉緑素計で測定するとともに, 4品種についてその後の変化を葉位別に追跡した.遮光によって, 緑色が濃く, 新芽が柔らかく, 葉の光沢も強くなった.遮光処理による葉色の変化には品種間差が認められ, 'べにほまれ'を除く7品種では, 遮光処理によってSPAD値は大きくなった.しかし, 'べにほまれ'のSPAD値は遮光による変化はほとんどなかった.SPAD値の変化と新芽全窒素含有率の変化とは直接対応しないとみられた.遮光処理終了後のSPAD値の変化は, 無処理区と同程度になるまで減少または停滞の後, 無処理区と同様に推移した.
- 日本作物学会の論文
- 1994-06-01
著者
-
松尾 喜義
農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所
-
松尾 喜義
野菜・茶業試験場
-
池田 奈実子
野菜・茶業試験場
-
渡辺 利通
野菜・茶業試験場
-
岡野 邦夫
野菜・茶業試験場
-
岡野 邦夫
野菜茶業試験場施設生産部
-
松尾 喜義
野菜茶業研究所茶生産省力技術研究チーム
-
渡辺 利通
野菜茶試
-
松尾 喜義
農業技術研究機構 野菜茶研
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