耐寒性を異にするチャ品種の冬期の光合成活性
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概要
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平均気温が15℃以下の晩秋になると, チャの芽の伸長は停止する.しかし常緑樹であるチャは, 厳冬期においても最盛期の1/3程度と低い値ながら光合成を行う.晩秋から翌春にかけての光合成生産物は, 貯蔵炭水化物として根や茎に貯えられ, 翌年の一番茶の生長に重要な役割を果たす.一方, チャは品種.系統により耐寒性に差がある.一般に耐寒性の強弱は, 低温遭遇後の葉の枯死症状などから判断されているが, この序列と低温による光合成阻害程度が如何なる関係にあるかは不明である.そこで耐寒性の異なる4品種について冬期の光合成の変動を調査した.
- 日本作物学会の論文
- 1992-12-01
著者
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