ギョウジャニンニクの変異と選抜 : 3. Allicinの定量法と個体変異について
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概要
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分光光度計を用いたallicin定量法により, 粗抽出液中のallicin含量を測定した.粗抽出液の濃度を50mg/20ml buffer A(葉身)あるいは25mg/20ml buffer A(鱗茎)に調製することで, 満足すべき測定結果が得られた.Allicin含量が個体により大きく異なることから, 本研究で示した方法で選抜が可能である.さらに, 実際の選抜に当たっては, 高濃度の葉身抽出液(200mg/20ml buffer A)で測定した方が, 効率的であることが明らかとなった.
- 日本作物学会の論文
- 2005-03-31
著者
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