ウワバミソウ属植物の栄養繁殖
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概要
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山菜として利用されるウワバミソウとヤマトキホコリの栄養繁殖法について検討した.挿し木による繁殖は, 両種とも同様の傾向を示し, 有節茎を挿し穂とした場合に最も効率的であり, 挿し木時期による差異は少ないことが明らかとなった.ウワバミソウの珠芽は, 低温要求性が高く, 斉一な発芽を得るためには少なくとも8週間の低温処理(4℃)が必要であり, 実用的には珠芽採取後翌春の播種時まで保湿冷蔵が推奨される.
- 日本作物学会の論文
- 2000-03-31
著者
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