イネにおける開花時の温湿度が稔実に及ぼす影響
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概要
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日本晴を供試し,開花時に様々な温度と湿度との組合せ条件下に置くことで,温湿度が稔実に及ぼす影響について検討した.35℃および37.5℃の処理区で,稔実率に対する湿度の影響が顕著に見られた.温度37.5℃では,相対湿度が高くなるにつれ柱頭上花粉数が減少し,穎花当たりの蒸散量も低下した.得られた各処理区の稔実率データに,蒸散による温度の低下(クーリング効果)を加味することで,不稔発生開始および完全不稔となると予想される温湿度を推定した.
- 2011-03-31
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