マシニングセンタの生産性向上に関する研究(第2報) : 工具経路が生産性に及ぼす影響
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概要
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The productivity of machining centers is affected not only by the effective feed rates and average tool travel per block studied in the first report, but also by the generated tool paths, especially the variation of moving vectors of the tool. In this paper, first of all, the factor of productivity evaluation is defined extensively to the case of multi-F code, and furthermore expressed as a function of the time constants, feed, average travel per block and the moving vectors of the tcol. The expression of the factor shows that the smaller the time constants and the average variation per block of moving vectors, the higher the productivity is, and the longer the average travel per block, the higher the productivity is. Then with feature-based work models, namely, spline plane, slope, boss, island and pocket, being exemplifled, the productivity of those NC programs generated by I-DEAS CAM tool is analyzed by the self-developed NC program simulator in two patterns of tcol paths, namely the contour line and zigzag. The results show that in most cases, the productivity of the tool path in contour line pattern is higher, and the productivity of machining with a tool of smaller diameter is higher when the cutting power is kept constant. The theoretic and simulative studies on the tool path will contribute to the development of new CAM tools.
- 公益社団法人精密工学会の論文
- 1998-05-05
著者
-
平尾 政利
金沢大学大学院自然科学研究科
-
安井 武司
金沢市異業種研修会館
-
河端 裕
金沢工業大学
-
安井 武司
金沢大学大学院
-
白瀬 敬一
神戸大学大学院工学研究科
-
閻 喜仁
金沢大学大学院
-
白瀬 敬一
金沢大学大学院
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